ある日キャリサンが出会った、青い目を持つハンサムな男性リー。ふたりはたちまち熱烈な恋に落ち、付き合いはじめた。その四年後、彼女は常に不安にさいなまれ、他人を警戒し、自室の錠が下りているか執拗に確認する日々を送っている。彼女とリーのあいだにいったい何が?そして、キャサリンがついに立ち直ろうと決めたとき一本の電話が彼女のすべてを脅かす…イギリスでベストセラー。息もつかせぬ傑作サスペンス登場。
設定も展開もハラハラと面白いんだけど、
いかんせん、性描写の多さよ!
この小説、章ごとに、性交渉してますよ。
サスペンスのスリリングな展開だけに集中させてくれよ。邪魔だよ。
「彼は手と舌で私の肌をあたためた」
気持ちを慰めるためには、性行為しか方法がないと思っているんでしょうか、作者は。
そして、しらける「激しくファックした」
出た出た、ファック。今まで読んだ小説で、性交をファックって訳されているものには、良い印象がなかった気がしてきた。
これからはファック訳がないか調べてから読むのがいいのかもしれない。
ファック訳本は、ミステリーを謳いながらも、安いハーレクイン小説みたいな展開が多いかも。
精神科医が、精神科領域の患者に恋しちゃうくらいなんですから、よほど魅力的なんですね、キャサリンさんは。はいはい。
誰もが惹かれずにはいられない美しいヒロイン!そういうのいいから!ロマンス要素不要。ロマンス反対!
とりあえず、最後がどうなるのか、リーに天罰が下りますように。という思いだけで、執念で読み終えた。
はあ。