みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりきいたりしたものをいうブログ

【読んだ】ケイトが恐るすべて

ロンドンに住むケイトは、又従兄のコービンと住居を交換し、半年間ボストンのアパートメントで暮らすことにする。だが新居に到着した翌日、隣室の女性の死体が発見される。女性の友人と名乗る男や向かいの棟の住人は、彼女とコービンは恋人同士だが周囲には秘密にしていたといい、コービンはケイトに女性との関係を否定する。嘘をついているのは誰なのか?想像を絶する衝撃作!

ケイトの想像するようなことや行動傾向に対して、わかるわかる、と思いながら読んだ。

頭に浮かんだ一文を、元ネタがわかるまで執着して探すとか、警察の拳銃を奪おうとしたら、押さえ付けられるだろうな、とか。そんな感じのこと。頭の中、始終へんてこな想像でいっぱいなのはケイトと、変わらないなと思った。ただ、不安障害を起こすほどではない。

非常に胸糞悪い登場人物が1人出てきて、主にそいつのせい。

ケイト、散々でしたね。

そして猫が無事で本当に良かった。

 

 

 

【読んだ】ひかりの魔女 さっちゃんの巻

重ノ木さちは、フリースクールに通う小学五年生の女の子。不登校の小中学生が通うその施設に、ある日突然、ボランティアスタッフとして真崎ひかりと名乗る謎のおばあちゃんがやってきた。作務衣に割烹着姿、手ぬぐいを姉さんかぶりした、見た目はちょっと変なおばあちゃんだったが、彼女の笑顔と「優しいうそ」で、バラバラだった子ども達の雰囲気が少しずつ変わり、さちやその家族の気持ちにも徐々に変化が…。痛快にしてほっこり、幸せを運ぶスーパーおばあちゃん小説、シリーズ第3弾!!(追記:もしかして、さちは第1弾のあの子?)

相変わらず優しい。そして美味しそう。

押し付けがましさがない、自然と目頭がツーンとなるストーリー。

負の連鎖の逆。(調べたら正の連鎖というらしいです)

唯一気になるのは、外飼いの犬が、物語の中では当たり前なこと。

家の中に入れてやってー、と思うこと。

 

 

【読んだ】ベルリンで追われる男

ガーナ出身でベルリンに住むコージョは不法残留者だ。ねぐらにしている空きビルの窓から、向かいのアパートで男が売春婦を殺す瞬間を目撃してしまった。強制送還を恐れているため通報はできない。おまけにふとした行動が原因で、容疑者として警察から追われることに。町を疾走し、逃げ続けながら友人たちと真犯人を捜す彼を、さらなる危機が襲う。緊迫感に満ちた追跡サスペンス!

あっけない!なんてこった!

ベルリン中を走り回るコージョ。

ウンターデンリンデンで逃げ回るだろうかと期待したが、ウンターデンリンデンは出てこなかった。

その後どうなったのか気になるなー。