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【読んだ】ハサミ男

今週のお題「読書の秋」

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作! 【2005年公開映画「ハサミ男」原作】(講談社文庫)

ぶっ飛んだ展開に、ぶっ飛んだ真犯人。

終章が近付くに従って、

「・・この展開について行けてないのは、ハサミ男か。警察か。一体誰だい。・・読み手のこの私だよ!」と、真相が知りたくてうずうずした。

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私の脳内ハサミ男イメージ©団地ともお

ややネタバレ

 

メグロ・ストリート・イレギュラーボーイズの面々は愛すべきキャラクターの集まり。しかし、真相まではもう一歩。惜しい!さらなる続きが気になる。

そして著者のユーモアあふれる筆の立ちっぷりが素晴らしく好みだが、それがハサミ男サイコパスさを際立てていて、ニヤリとさせられながら、ゾッとする。

 

ハサミ男 (講談社文庫)

ハサミ男 (講談社文庫)

 

 

追記:作者の方について調べたら、なんと亡くなっているんですね。悲しい。残念。メフィスト賞作家、殊能 将之さん急死 - NAVER まとめ