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【読んだ】片想い

読後感:(-_-)

内容(「BOOK」データベースより)
十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻とともに、彼女をかくまうが…。十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた、傑作長篇ミステリー。

昔から心は男だった(美月談)とはいえ、主人公と美月は、かつて助平なことをした仲で、再開後もそれを匂わすような行為をするんだろうな、と嫌な予測をしていたらその通りだった。

哲朗が男の姿をする美月に対しても、勃起する回数の多さに辟易した。

美月もわざと煽ってんじゃないの?っていう行動が有り余る。

結局美月の心の揺れは、恋多き人、ということでいいのかな。

哲朗、巧輔の時は女の心で、理沙子の時は男の心って。

哲朗と美月が最後までキャラクターとして好きになれず、ふーん、という感じの読み終わり。

所々でアメフトが絡んでくるのも、鬱陶しかった。読むのが面倒で斜め読み。

 

東野作品初読み。

今回は同僚からずっと借りっぱなしだったのをやっと読んだんだけど、きっと他の作品を読むことはないだろうと思う。なんかずっとイライラした。

 

片想い (文春文庫)

片想い (文春文庫)