アイルランドの片田舎。ウィックロー山脈付近の人気のない道路を、彼女はひとり歩いていた。そこへ男の運転する車が近づいてきて声をかける……。約一年前の深夜、ダブリンのパブを出たまま行方不明となった妹ニッキの行方を捜し続ける女性、ルーシー。妹の件だけでなく、この数年、アイルランドでは不可解な失踪事件が続いていた。進展のない警察の捜査にしびれを切らしたルーシーは、危険をかえりみず独自に拉致犯を突き止めようと決意するのだった――。『ナッシング・マン』、『56日間』と、斬新な構成の妙でつねにサスペンス小説の新潮流を作り出してきたアイルランドの女性作家が、幾重にも広がる結末を用意して仕掛ける最先端サスペンス!
会話や文章の前後のつながりがわかりにくいことがあり、目を行ったり来たりさせるのが忙しかった。
章ごとに主体のキャラクターが変わるので、物事の関係性を確かめるためにページを遡ったりめくったり忙しかった。
最終的にはルーシーが可哀想だった。
