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【読んだ】ラジオ・キラー

その日が、彼女の人生最期の日となるはずだった。数々の難事件を解決に導いたベルリン警察のベテラン交渉人イーラの心には、長女ザラの自死が耐え難くのしかかっていたのだ。しかし、自分の意に反して、ベルリンのラジオ局で起こった、人質立てこもり事件現場へと連れ出されてしまう。なぜならそこでは、サイコな知能犯が、ラジオを使った人質殺人ゲームを始めようとしていたのだ。おまけに犯人の要求は、死んだはずの婚約者を目の前に連れてくるという、本来不可能なものだった。
数百万ものリスナーが固唾を呑む中、犯人ヤンとの交渉を始めたイーラは、自分と家族の知られたくない過去をも、公共電波で明らかにせざるを得なくなっていく。そして事件は、国際犯罪組織までも巻き込んだ思いも寄らぬ展開へと、なだれ込んでいくのだった・・・・・・。

やあ面白かった。

それぞれの思惑が、どたばたどたばた空回りしながらぶつかって、素直ないい子はディーゼルだけだった!ディーゼル好き。

乗客ナンバー23の登場シーンを読み返したい。

図書館に行って、ディーゼルのシーンだけ読み返そうと決めた。