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【読んだ】ラスト・ウェイ・アウト


テッド・マッケイは自分の頭に向けて拳銃をかまえた。妻と娘が旅行中の今日、とうとう自殺を決行するのだ。引き金に指をかけたそのとき、玄関の扉が激しく叩かれた。リンチと名乗った突然の来訪者は、ある「組織」からテッドへ依頼を伝えに来たと語りはじめる。その内容はあまりにも常軌を逸したものだった…。迷宮のごとき物語の果てには何があるのか。異様なるイメージと予測不能の展開が連続する、南米発の“奇書”

あらすじに、「南米発の奇書」と書いてあるもんで、アンデスの呪術で呪いをかけられることを想像しながら読んだ。呪いは全く関係有らなんだ。

分厚いけどとても読みやすかった。

テッド、どうなってんだ、テッド。あんた、本当は悪党なのかい?とハラハラした。

クライマックスのぽっと出のリーに、何やってんだよ!と読みながら海老反りした。

そしてそして、オポッサムの意味がわからなかった!なに、どういうこと!?と、答えを期待してページをめくったら、もう、訳者あとがき!誰か意味を教えて下さい!と思った。