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【読んだ】償いの雪が降る

授業で身近な年長者の伝記を書くことになった大学生のジョーは、訪れた介護施設で、末期がん患者のカールを紹介される。カールは三十数年前に少女暴行殺人で有罪となった男で、仮釈放され施設で最後の時を過ごしていた。カールは臨終の供述をしたいとインタビューに応じる。話を聴いてジョーは事件に疑問を抱き、真相を探り始めるが…。バリー賞など三冠の鮮烈なデビュー作!

カールは少女暴行殺人犯、主人公のジョーにはアル中の母親がいて自閉症の弟がいる。

登場人物たちの、これでもかと言わんばかりに色々な要素を詰め込まれた設定と、トントン拍子に進む物事。

「こんなんでいいの?」と思ったりもしたが、最後はめでたしめでたしなのでよかった。

ジョーの家族背景とか、もっと突っ込んで知りたかったんだけど、複雑な家庭の割にあっさりとしか触れられていなかった。

しかし、この作品は続編があるようなので(未訳)、そこで語るつもりなのかもしれない。

 

償いの雪が降る (創元推理文庫)

償いの雪が降る (創元推理文庫)