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【読んだ】暗殺コンサル

僕は殺し屋だ。といっても、毎日キーボードを叩くだけの殺し屋だ。僕は会社の依頼を受け、“顧客”に小さな不幸が重なり、事故や自殺で亡くなる筋書きを描く。会社はシナリオに沿って暗殺する。その自然な死は誰にも疑われず、僕は高給を受け取る。リストラのコンサルタントを名乗る僕にとって、唯一恐ろしいのは全てを操る会社の存在だ。会社が僕に何をしたか、これからお話ししよう――。

軸となる物語の筋以外に、暗殺や殺人についてのうんちくが語られるので、没入しにくかった。

全人類会社の一員的な、この社会や世界全体に対する壮大な皮肉が感じられた。

暗殺コンサル (ハーパーBOOKS)

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