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【読んだ】極北

「私は肝の据わった人間だ。そうでなければやっていけない」―極限の孤絶から、酷寒の迷宮へ。私の行く手に待ち受けるものは。最初の一ページを読み始めたら、決して後戻りはできない。あらゆる予断をゆさぶる圧倒的な小説世界。この危機は、人類の未来図なのか。目を逸らすことのできない現実を照射し、痛々しいまでの共感を呼ぶ、美しく強靱なサバイバルの物語。

世界の終末もの。

極北、世界地図でみると日本の上の、カムチャッカ半島のさらに上の方の土地のイメージをしながら読んだ。

はじめの40ページでまず驚いた。

すごい髭の大男を想像してた。髭先は雪で固まってるだろう姿で想像してた。

主人公の行く末が気になり、ページががんがんめくられた。

結局イーベンは嘘をついていたということで、お父さんの名誉は守られたと解釈していいのかな。

何事も多くは語られず、ピングに関しては一体何があったんだろうかと、知りたくて知りたくて仕方ない。

極北 (中公文庫)

極北 (中公文庫)