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【読んだ】ザリガニの鳴くところ

ノース・カロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられたときから、カイアは湿地の小屋でたったひとり生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女のもとを去ってゆく。以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく…みずみずしい自然に抱かれて生きる少女の成長と不審死事件が絡み合い、思いもよらぬ結末へと物語が動き出す。全米500万部突破、感動と驚愕のベストセラー。

ネタバレあらすじ

↓ 

チェイス殺しの犯人と疑われるが、彼女の素朴な暮らしぶりが理解され、無罪放免。

めでたしめでたしの数十年後。彼女の死後、チェイスを殺したのは保安官の推測通り、カイアだった。しかしそれはずっとテイトの胸におさめられるんだろう。

 

 

幼いカイアが母の帰りを待ちながら、一人暮らす姿に胸がぎゅっとなる。

チェイスはくそやろう。申し訳ないが、死んだおかげでカイアが怖い目に合わなくて済むとホッとした。

カイアは自然と共に生きる。全てはそう選択した結果。

 

ザリガニの鳴くところ

ザリガニの鳴くところ