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【読んだ】街への鍵

メアリは白血病患者のために骨髄を提供した。だが、それが恋人の男の怒りをかう。彼女の美しい肌に傷がついたと、身勝手な理由で男はメアリを責め―暴力をふるった。家を出た彼女は、過去をふりきるように大胆な行動に出る。素性もよくわからぬ骨髄の提供相手に会うと決めたのだ。そこにいたのはレオという優しく繊細な男性。メアリは次第に彼に惹かれていくのだが、それが悲劇の始まりだった。その頃、街では路上生活者を狙った殺人が起き…不穏さを物語に練りに練り込んだ“サスペンスの女王”による傑作。

ネタバレあらすじ

レオは実は兄のカール。カールは弟のためならどんな金儲けもやる。打擲者(ちょうやくしゃ。読み方むず!)。ビーンに気づかれて、脅されて、彼をホブに殺すよう指示。串刺公の正体は以前バンで路上生活者を跳ね殺した宅配員?

 

 

今日中に図書館に返さなくちゃいけないので、急いで読んだ。

急いで読まなきゃいけないのに、気持ちが全然盛り上がらなかった。

やっと、最後真相が分かる頃に、少し面白くなった。少し。

犬の散歩は自分で行きなさい、愛情持ってくれよ、と富裕層の方々に思った。

メアリは美しくて儚げで金持ちで、性格も良く、嫉妬心からイライラした。最後はよかったね、とは思えた。

ロンドンの街並みや公園についての描写がとても多く、むかしロンドンに一人旅をしたが、その時の記憶を奮い立たせて、あんな感じか、こんな感じかと想像した。

しかし、文章で南がどうとか北に何とか言われてもちんぷんかんぷんで、地理については考えることをやめた。

街への鍵 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

街への鍵 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)