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2019年9月の読書メーターまとめ

9月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2417
ナイス数:17

蝶のいた庭 (創元推理文庫)蝶のいた庭 (創元推理文庫)感想
あらすじにある通り、事件の全貌や、庭師(ど変態)や少女たちの真相を知りたくて、ページをめくる手が止められず、一気読み。
設定は変質極まりないが、犯人に対し「早く捕まれ!ぎゃふんと言わされろ!バチ当たれ!」と腹を立てながら、楽しく読めた。読後感は好き。
読了日:09月01日 著者:ドット・ハチソン
正しい恋人 (ハーパーBOOKS)正しい恋人 (ハーパーBOOKS)感想
読み終わりは「ほぁぁぁああっ」まさにイヤミス×純愛。

「完璧な家」で感じた興奮にはおよばない。

「完璧な家」は痛快な終わり方で良かった。

これもそんな感じで終わらせれば良かったのでは!?なぜそうしなかったの、かわいそう。

エリンが常にカロリーを気にしていたこととか、レイラとはまったく正反対であり続けたことの理由はつながったが。

ほぁぁぁああっ、ですよ。ほんとに。
読了日:09月07日 著者:B・A・パリス
秘密〈上〉 (創元推理文庫)秘密〈上〉 (創元推理文庫)感想
「忘れられた花園」もそうだったが、このこれも、ミステリーというよりはロマンス小説だな!

過去、現在、過去、現在とストーリーがあっちこっちし、

私は全貌が知りたくて、ひたすら読み続ける。

「忘れられた花園」より読後感は好き。

ただし、切ないなあ。切ない。
読了日:09月16日 著者:ケイト・モートン
秘密〈下〉 (創元推理文庫)秘密〈下〉 (創元推理文庫)感想
「忘れられた花園」もそうだったが、このこれも、ミステリーというよりはロマンス小説だな!

過去、現在、過去、現在とストーリーがあっちこっちし、

私は全貌が知りたくて、ひたすら読み続ける。

「忘れられた花園」より読後感は好き。

ただし、切ないなあ。切ない。
戦災孤児の少女「ネラ」が、1箇所だけ「ネル」って名前に表記されていた。忘れられた花園とまざったんだろうか。
読了日:09月16日 著者:ケイト・モートン
三人目のわたし (ハヤカワ・ミステリ文庫)三人目のわたし (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
冒頭の登場人物紹介で、何か変だなと思ったら、驚きの真実に気づいてしまったので、

答え合わせとして物語を追いかける感じで読んだ。答えは合っていた。

家族の機能不全は人格形成に深く影響を与えるということを言いたかったのか。

キャロラインが気の毒だった。
読了日:09月19日 著者:ティナ セスキス
ニーナの記憶 (ハヤカワ文庫NV)ニーナの記憶 (ハヤカワ文庫NV)感想
なんなんだ、ニーナ。受け身すぎ。受動!周りがあれこれ動いてくれて、情報が舞い込んでくるだけ。
自分から行動し、犯人に戦いを挑むのは、終わりから20ページ目ですよ。
かつては職場で異例の昇進をしたとか、やたらニーナのハイスペックさをアピールするが、説得力がない。
私立探偵が命をかけるほど、ニーナに親身になるのもよくわからない。説明はあるが説得力が(略)
読むのをやめれば良かったのかもしれないが、意地になって読んだ。
オチに衝撃も何もない。設定だけだ、面白いのは。
読了日:09月23日 著者:フロイド ビル

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