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【読んだ】風と行く者


つれあいのタンダとともに、久しぶりに草市を訪れたバルサは、若い頃に護衛をつとめ、忘れ得ぬ旅をしたサダン・タラム“風の楽人”たちと再会、その危機を救ったことで、ふたたび、旅の護衛を頼まれる。シャタ“流水琴”を奏で、異界への道を開くことができるサダン・タラム“風の楽人”の頭は、しかし、ある事情から、ひそかに狙われていたのだった。ジグロの娘かもしれぬ、この若き頭を守って、ロタへと旅立つバルサ。草原に響く“風の楽人”の歌に誘われて、バルサの心に過去と現在とが交叉するとき、ロタ北部の歴史の闇に隠されていた秘密が、危険な刃となってよみがえる。

バルサの物語の新刊が出ていたことに2年間も気づかなかった!気付いてよかった。

バルサとジグロのやりとりに、鼻の奥をつんとさせながら、

再び踏み入れることができた守人の世界を堪能。

どこに落とし所が見つかるのだろうかと、相変わらず、ハラハラとしながら見守った。

バムに炙り肉をのせたものが私も食べたい。

タレより、塩味が好みなのがバルサと同じで嬉しい。

軽装版 風と行く者 (軽装版 偕成社ポッシュ)

軽装版 風と行く者 (軽装版 偕成社ポッシュ)