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【読んだ】ローズ・アンダーファイア

1944年9月。飛行士のローズは、戦闘機を輸送する途中でドイツ軍に捕まり、ラーフェンスブリュック強制収容所に送られる。飢えや寒さに苦しみながら苛酷な労働に従事するローズ。収容所で出会った仲間と生き延び、窮地を脱するための意外な方策とは―。戦争に翻弄される女性たちの絆と闘い。日記や手紙で構成された、先の見えない展開の果てに待つ圧巻の結末が胸を打つ傑作!

収容された人たちに、嫌なやつがいない。

まさに女性たちの絆が書かれています。

ラーフェンズブリュックという場所は本当にあった施設だそうで、私はこれで初めて知った。

「世界に知らせて」「世界に知らせて」が胸に残った。

 

ローズ・アンダーファイア (創元推理文庫)

ローズ・アンダーファイア (創元推理文庫)

 

 

【観た】ユニークライフ シーズン3


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人と上手に関われなくても、人並みに恋はできるはず。自閉症スペクトラム障害を抱える青年が踏み出した大人への階段。それは、家族にとっても新しい挑戦となる。Netflix

待ちに待ってた、シーズン3!

1年強待ってた!1年強!

セックスだの何だの性話は前シーズンよりあっさり。人間的な絆に重きが置かれていたのが良かったな。

私の好きなザヒードとの友情がフューチャーされていて嬉しい。

ダグとエルサ、ケイシーとエヴァンにも展開が。私はエヴァン派。

次シーズンも楽しみなんだが、また1年強待たなきゃならんのだろうか。

シーズン4に絶対更新しますように。


Atypical | Netflix Official Site

 

【読んだ】クリスマスに少女は還る

クリスマスを控えた町から、二人の少女が姿を消した。誘拐か?刑事ルージュの悪夢が蘇る。十五年前に双子の妹が殺されたときと同じだ。そんなとき、顔に傷痕のある女が彼の前に現れた―「わたしはあなたの過去を知っている」。一方、監禁された少女たちは力を合わせ脱出のチャンスをうかがっていた…。巧緻を極めたプロット。衝撃と感動の結末。新鋭が放つ超絶の問題作。

登場人物の多さ、文章表現の周りくどさ、ページの分厚さ!

一言一句を理解することは諦め、話の筋を追いに追った。

職業倫理は大事。そこは大いに理解できるが、相手は殺人鬼ですよ!しっかりして!バカ!とのたうち回った。

 

ネタバレ

 

ああ、サディー。なんて愛すべきキャラクター。生きて大団円であって欲しかった。

クリスマスの奇蹟としては上々だし、感動するし、物語としては魅力的だろうが、

私はこの結末は悲しい。サディーは生きて還るべきだったよ!

あと、犬が辛い目にあわされるのも嫌。お話とはいえ、嫌。

 

クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)

クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)