みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりしたものをいうブログ

【読んだ】死のかげの谷間

内容(「BOOK」データベースより)
放射能汚染をまぬかれた谷間で、たったひとり生き残ったアン。そこにやってきた見知らぬ男の正体は?―少女の目を通して、核戦争後の恐怖を描く傑作ミステリー。待望の改訳新版!1976年エドガー・アラン・ポー賞受賞作。

 子どもの頃に読んで、時々思い出す本のひとつだった。

「また読み返してみたいなあ」と思っていた矢先に、映画化の話を知った!

そして20年ぶりに、同じ図書館で、おそらく同じ本を借りたよ!
f:id:to3o:20180601004754j:image

最近は新装版も出ているようですが、私はこの昭和臭い装丁が好きだ。

核戦争で全滅した世界で、汚染をまぬがれた谷間で一人生きるヒロイン。そこに現れる科学者の男。

少女漫画なら、二人の恋愛模様なども織り交ぜたストーリー展開になるんだろうが、そんな内容には全く興味はない。求めるのはスリルとサスペンスだ!ハラハラドキドキだ!

 

主人公アンの住む谷間は、緑にあふれ、野リンゴが実り、小川には魚が泳いでいる。

牧歌的な雰囲気であるのだけど、折々に核戦争や全滅の描写が交ぜられ、「世界にたったひとり」感がすごい。

そこに現れた男は敵か味方か。

不穏な空気が流れ始めてからの、ハラハラドキドキは、「完璧な家」を思い出した。

 

20年ぶりの再読だったけど、20年前と同じように、ハラハラドキドキして面白かった。

映画はどうかな。設定が変わっている時点でなんか心配だな。主人公はやっぱり少女がいいと思う。

 死の影の谷間 (海外ミステリーBOX)

 

死の影の谷間 (海外ミステリーBOX)