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9月の読書メーターまとめ

今週のお題「読書の秋」
9月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2901
ナイス数:23

黒と青黒と青感想
私語りの話だからなのか、思考と場面の転換がいきなり過ぎて、「今は一体どういう状況?」と読み返すことがしばしば。主人公にもあまり共感出来なかった。
読了日:09月02日 著者:アナ クィンドレン
六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
展開と事件のつながりに、頭が追いつくのに忙しい話だった。まるで映画や海外ドラマっぽい登場人物やストーリーだなと思って読んでいたら、著者はもともとドラマの脚本家だったそうで合点。どんでん返しの展開に疲弊し、クライマックスにかけては、主人公すら疑ってしまった。真犯人はずーっとミーラに執着していたという事でいいんでしょうか?そのためのあれやこれやだとしたら、長けすぎている。先見の明が有り過ぎている。
読了日:09月11日 著者:ドナート カッリージ
失踪日記失踪日記
読了日:09月11日 著者:吾妻 ひでお
失踪日記2 アル中病棟失踪日記2 アル中病棟
読了日:09月11日 著者:吾妻 ひでお
死のドレスを花婿に (文春文庫)死のドレスを花婿に (文春文庫)感想
ソフィーの身に起こったことは、本当に最悪最低でフランツの章に入ってからは、腹立ちの連続。しかし、物語の後半に入ってからの展開が実に痛快で「よし、反撃だ!」の気持ちを盛り上げてくれた。ソフィーに聡明さが帰ってきて良かった。パパかっこいい!
読了日:09月15日 著者:ピエール ルメートル
墓場の少年  ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活感想
一家惨殺の殺人鬼から逃れた赤ん坊が、墓場の幽霊たちに育てられる話。一章ごと読み切りっぽく話は進み、少しずつ大人に近付く主人公。幻想的な話もあれば、異界・幻妖的な話も。作者はジャングルブックリスペクトらしいけど、どちらかというと、ハリー・ポッター的な印象を受けた。主人公がジャックに狙われる理由が、たったそれっぽっちの予言で!と思ったのと、ジャックたちの存在理由をもっと知りたかった。あと、オーエンズ夫妻との絆をもう少し書いてくれればもっと感情移入出来たのに。
読了日:09月20日 著者:ニール・ゲイマン
カーテン(クリスティー文庫)カーテン(クリスティー文庫)感想
ポアロ初読みが、最後の事件なのも、取っ掛かりとしてどうなのかと言うところだろうけど、元気なポアロも読んでみたい。一体なにが起きているのか、読み進めても登場人物も背景も関連も読み取れず、雲をつかむよう。ヘイスティングズもそんな気持ちだったのかな。最後の最後にネタばらしで、へえー!そうだったのか!と。
読了日:09月28日 著者:アガサ・クリスティー
ルイの九番目の命 (ソフトバンク文庫)ルイの九番目の命 (ソフトバンク文庫)感想
ペレーズ先生への悪意に満ちた態度は、精一杯のSOS。ギュスターヴの正体が切ない!
この人は主人公にとっては敵なのか?と思った人が、実は味方。っていう設定は大好きだ。
ナタリーみたいな女は居がちだし、それに揺さぶられる男も情けない。

読了日:09月29日 著者:リズ・ジェンセン,池田 真紀子

読書メーター

【読んだ】ルイの九番目の命

今週のお題「読書の秋」

九歳の誕生日を祝うピクニックで、ルイは崖から落ち、昏睡状態に陥る。現場にいた父親ピエールも行方不明になった。ルイの主治医パスカルは、傷心の母親ナタリーに心惹かれるまま、不可解な事件に巻き込まれていく。ミステリーの鍵を握るルイは果たして目を覚ますのか――。人間の深層心理に潜む闇を見事に描き出す、衝撃のサスペンス。

アカデミー賞監督アンソニー・ミンゲラによる映画化決定!
「驚くべき、サスペンス小説。神秘的で、胸が痛む」 ――アンソニー・ミンゲラ

映画が公開されるそうで、内容に猛烈に興味が惹かれた。ミステリアス!

小説版を探したら、愛川町図書館には無かったが、厚木市立図書館の書庫に蔵書でやったー。即日予約しました。

 

ややネタバレ

 

ペレーズ先生への悪意に満ちた態度は、精一杯のSOS。

ギュスターヴの正体が切ない!

この人は主人公にとっては敵なのか?と思った人が、実は味方。っていう設定は大好きだ。

ナタリーみたいな女は居がちだし、それに揺さぶられる男も情けない。

 

ルイの一人称での語りの、「ママン」呼びに中々慣れなかった。頭の中が、片桐キャプテンで一杯に。
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パパは「パパ」なのね。呼び方。


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映画『ルイの9番目の人生』公式サイト

 

ルイの九番目の命 (ソフトバンク文庫)

ルイの九番目の命 (ソフトバンク文庫)

 

 

 

 

【読んだ】カーテン

今週のお題「読書の秋」

ポアロ初読みが、最後の事件なのも、取っ掛かりとしてどうなのかと言うところだろうけど。

一体なにが起きているのか、読み進めても登場人物も背景も関連も読み取れず、雲をつかむよう。

ヘイスティングズもそんな気持ちだったのかな。最後の最後にネタばらしで、へえー!そうだったのか!と。自分で直接手をくださない犯人、という前情報はあったけど、最後まで誰かわからなかった。

元気なポアロの話もそのうち読んでみたい。

 

カーテン(クリスティー文庫)

カーテン(クリスティー文庫)