NY近郊の別荘を借りて休暇を過ごす4人家族。休みを楽しんでいたのに、別荘の持ち主という夫婦が現れ、中に入れて欲しいと懇願される。やがて起こる奇妙な現象の数々。世界では、何かが起こっている――? 外界と遮断された6人が、生き残るすべを探し始める。
登場人物たちの一挙手一投足に加え、ふとした思考だとか、その一方で誰某は〜・・とか、そういう描写が多いので、
今実際、何をしているのか、さっさと教えてくれ、という思いでいっぱいだった。
あと、性的な描写もいやに微細で、そこまで書かなくていいよとどんより気分になった。
一体なにが起きたかは、予想した通り、最後まで教えてくれなんだ。
なにが起きているかわからない怖さを楽しむ読み物なんだ。