人工知能を搭載したロボットのクララは、病弱な少女ジョジーと出会い、やがて二人は友情を育んでゆく。愛とは、知性とは、家族とは? 生きることの意味を問う感動作。
たぶんディストピア。わが子の身体に遺伝子操作をしないと、将来真っ当な生活を望めないと思われる、格差社会。
機械人間になりたがる銀河鉄道999が思い浮かんだりもした。
クララはひたすらに健気で、その姿に家族や周囲の人たちも、心を揺さぶられただろうに、あの末路。読んでて、はあ?って言った。
お前らに倫理観はないんか。登場する人間たち、誰も彼もの「おかしさ」がまざまざと読み取れた。共感性が乏しすぎる。
店長さんだって優しそうだが、ペットショップの店員的なあれだろう。
メラニアさんはなんで家政婦やめたんだろう。