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【読んだ】悪魔の手は白い

最初は虫の知らせだった。あらゆるものが奇妙に見え、胸騒ぎを引き起こす…妻の姿が見えないことに、トーキル牧師は理由のない不安を覚えた。やがて、妻の無残な射殺死体が近くの川から発見される。だがトーキルにはまったく見当がつかない。他人とはつきあわず、出歩くこともなかったはずの彼女が、なぜ殺された?自ら妻の周囲を調べはじめた彼は、思わぬ事実に行き当たる…世界中で注目を集めるサイコ・スリラー。

デンマークが舞台。

非常に読み進めるのにつらい本だったのは、登場人物の名前がカーアン、ビャアアン、ヤアアンなどと、ややこしかったせいだけではありますまい。

背景設定のはてなから、冒頭の展開とエンディングのつながりになんの驚きもなく、その続きもなく、

「・・そのまんまじゃん!」と嘆いた。

内容が面白くなかったが、何かしらの展開を期待して、無理して読んだので、そういう意味でぎゃふんとなった。

女刑事は、不倫をしているが、感情移入できるほどの説明もなかったので、道徳的に好きになれなかった。