抑圧的な父親のもとで育ち、苦しんだセオ。自分と似た境遇の人々を救いたいと願う彼は、心理療法士になった。順調にキャリアを重ねるうち、彼はずっと気になっていた六年前の殺人事件の犯人―夫を射殺した画家―を収容する施設の求人広告を目にする。事件以降ずっと沈黙している彼女の口を開かせることができるのは、僕しかいない。そう思ったセオは彼女の担当に志願するが…。“ニューヨーク・タイムズ”ベストセラー・リストに連続23週ランクイン。巧みなプロットと戦慄のラストに圧倒される傑作ミステリ。
患者に肩入れしすぎる心理士の主人公に不安を覚えつつ、
恋仲になってぐだぐだとか、クソな展開やめてくれよ?と読み進めた。
ら。
・・・や ら れ た !
・・・ま い っ た !
ゆがんだ正義感から出た行動が、トラウマを強烈に刺激したということですよね。
あんまりにもびっくりさせられたので、もう一回、色々さかのぼって読み返そうと思う。