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【読んだ】ジェイコブを守るため

マサチューセッツ州の地区検事補アンディ・バーバーの日常はある日少年が公園で何者かに殺された事件によって一変する。被害者の同級生だった、彼の十四歳の息子ジェイコブが、犯人と疑われて逮捕されたのだ。息子は無罪だ。アンディはジェイコブを救うために闘うものの、一家は徐々に孤立し、疲弊していく。さらに、アンディがそれまでずっと隠しとおしてきたある暗い過去が、裁判に影を落としはじめる―倫理と愛情のはざまを鋭く突く、巧みな語りと臨場感あふれる描写で全米の絶賛を浴びた傑作サスペンス登場。

一人称の法廷もの。

息子ジェイコブの人柄が、さっぱり見えてこないのは、

語り手である父親のアンディの、息子の捉え方を物語っているのかな。

全米の絶賛らしいが、法廷シーンは私には退屈で読むのが辛かった。

俄然面白くなったのは、ラスト近く。

このコレは、あのコレじゃなかったのねー?どうりでおかしいと思った!という納得で最後を締めました。