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2019年3月の読書メーターまとめ

3月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:3058
ナイス数:86

人間に向いてない人間に向いてない感想
表紙は気味が悪いが、面白かった!
作者の子育て論なんだ、この物語は。
主人公の美晴さん、初めはどうしようもない母親だな、とイライラしたが、
根の素直さと、徐々に逞しくなっていくさまが良かった。
虫になっちゃった優一君も、グロテスクでおぞましく感じたが、物語が進むにつれ、可愛らしく感じる不思議。
自然と2人を応援しちゃう。
親という字は、「木の上に、立って見る」!
異形たちのイラストもあればもっと良かったなあ。想像の足しにしたい!

読了日:03月01日 著者:黒澤 いづみ
聖母聖母感想
真琴って女の子?と思いながら読んで、ああ、男の子だったのか。
保奈美さんの行動力にびっくりしながら、あれ、なんか変だな・・と思った時には、すべてが繋がって、物語は終わり。
タイトルの意味に気付き、「なあるほどなあ」と心の中で唸った。
唸りながら、また初めを読み直して、あちこちシーンを読み直して、頭の中の整理をした。なあるほどなあ!
映像化は絶対に叶わないでしょうね!
読了日:03月02日 著者:秋吉 理香子
償いの雪が降る (創元推理文庫)償いの雪が降る (創元推理文庫)感想
カールは少女暴行殺人犯、主人公のジョーにはアル中の母親がいて自閉症の弟がいる。

登場人物たちの、これでもかと言わんばかりに色々な要素を詰め込まれた設定と、トントン拍子に進む物事。

「こんなんでいいの?」と思ったりもしたが、最後はめでたしめでたしなのでよかった。


読了日:03月08日 著者:アレン・エスケンス
夜と霧 新版夜と霧 新版感想
人間としての尊厳、良心を持ち続けたいと願うが、極限状態で自分にそれが出来るのか不安。とんでもないクソ野郎に成り下がるかもしれない。それが怖い。
考えることは続けたい。
読了日:03月12日 著者:ヴィクトール・E・フランクル
古城ホテル古城ホテル感想
もっとミステリー要素の強い話を期待していたんだけど、恋愛物語を読まされた気分。
レイはミック?
読了日:03月14日 著者:ジェニファー イーガン
ガラスの殺意ガラスの殺意感想
イヤミスだったら嫌だな・・と恐る恐る読んだ。最後じんわりした。夫の怪しさがずいぶん露骨に表現されているな、と思っていたら、なんて純愛。本を閉じたあとは小室哲哉を思い出した。
読了日:03月14日 著者:秋吉 理香子
ピクニック・アット・ハンギングロック (創元推理文庫)ピクニック・アット・ハンギングロック (創元推理文庫)感想
幻想的で、そして気味の悪い物語だった。
きっと精霊とか神とか霊的な何か。少女たちの失踪によって、ほころびはじめる学院の様子をまざまざと。
学院は陰鬱に時を刻み始め、崩壊の道を辿るのに、失踪した少女たちは永遠に美しい。
ああ、気味悪かった。でも面白かった。
読了日:03月15日 著者:ジョーン・リンジー
レベッカ (上) (新潮文庫)レベッカ (上) (新潮文庫)感想
上巻は何だかストーリーの進みが遅いように感じ、

はやくはやく、何があったのよ。とせっかちに読み進めた。

下巻に入り、ダンヴァーズ婦人との対峙辺りから展開がスリリングに!

下巻を読み終わった後、再び上巻を読み返したくなった。そしてジャスパーが元気でありますようにと願った。


読了日:03月31日 著者:ダフネ・デュ・モーリア
レベッカ (下) (新潮文庫)レベッカ (下) (新潮文庫)感想
上巻は何だかストーリーの進みが遅いように感じ、

はやくはやく、何があったのよ。とせっかちに読み進めた。

下巻に入り、ダンヴァーズ婦人との対峙辺りから展開がスリリングに!

下巻を読み終わった後、再び上巻を読み返したくなった。そしてジャスパーが元気でありますようにと願った。
読了日:03月31日 著者:ダフネ・デュ・モーリア

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