独裁政権のコンゴを逃れ、フランスの田舎へ移民した医師の一家。初めて見る黒人におっかなびっくりの地元民と奮闘する家族を描く、実話を基にしたコメディ(NETFLIXより)
昭和生まれなので、股間にツノをつけ、ライオンと共生するような、ステレオタイプなアフリカ人しか想像できず、
アフリカ人にも(当たり前だが)医者がいるんだなあと、失礼極まりない事を考えながら観た。病気を治すのはシャーマンじゃないんだな、と。
諸外国の方々、人種が違うと特にそうだが。
言葉が分からない分、相手がどんな事を考えているのか想像できずに不安になる。
未だに近所のインド人が開いているカレー屋にも、ビビッて行けない。
私らと同じ様に、四季を愛で、動物を愛しく感じ、暗い事件には心を痛めるんだろうに、
外見の「自分と違う感」が強すぎて、
内面の「感じる心は同じ」と言う事実が霞むんだと思う。
もし自分が病院に行って、アフリカ人の医者が出てきたとしたら、
物凄くビビると思うが、失礼になってはいけない、と思って気を遣いつつ診察は受けるだろうなと思う。小心者。