思っていることを上手に話すことが出来ない自覚があり、言葉がつっかえてしまいがち。どもったり。
どうやったら、理路整然と相手に伝えることが出来るだろうか、と考えていたら、
音読っていいらしいよ、と言うことを知り、一ヶ月前くらいから、風呂の時に湯船につかりながら実行している。
(風呂場は声が反響して、効果が良いらしい)
全裸でぼそぼそ読んでいる姿を、家族の誰かに「なにしてんだ」と覗かれ、恥ずかしくなって、追っぱらいながら。
音読専用のそういうテキストを買おうかとも思ったが、
内容も面白い本がいいな、と思い、
以前ドイツへ旅行した時に、飛行機の中で読もう、と思ったっきり結局読まずに、
長い間放置していたケストナーを読むことにした。
ドイツの地名だとか、人の名が、言いづらくて非常に楽しい。
ツークシュピッツェとか、ミッテンツヴァイ兄弟とか。
物語もとても面白いので、大体1章ずつ読むつもりが、「あともう1章、」とつい読んでしまい、結果として長風呂となりのぼせる。
効果としては、話すことに自信がついた。
2冊音読で読破した達成感と、
私は音読をしているんだから、話すのが上手になったはず、という思い込みもよさそうだ。
今は3冊目の「エーミールと三人のふたご」を音読している所だが、
おとといから、のどちんこが腫れ上がりひどく痛いので、休止中だ。
- 作者: エーリヒ・ケストナー,ヴァルター・トリアー,池田香代子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/06/16
- メディア: 単行本
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