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【読んだ】湖畔荘

ロンドン警視庁の女性刑事が問題を起こして謹慎処分となった。女児を置き去りにして母親が失踪したネグレクト事件を担当していて上層部の判断に納得がいかず、新聞社にリークするという荒技に走ったのだった。ロンドンを離れ、コーンウォールの祖父の家で謹慎の日々を過ごすうちに、打ち捨てられた屋敷・湖畔荘を偶然発見、そして70年前にそこで赤ん坊が消える事件があり、その生死も不明のまま迷宮入りになっていることを知る。興味を抱いた刑事は謎に満ちたこの事件を調べ始めた。70年前のミッドサマー・パーティの夜、そこで何があったのか?仕事上の失敗と自分自身の抱える問題と70年前の事件が交錯し、謎は深まる!

「忘れられた花園」「秘密」に引き続き、モートン3作目。

お得意の、現代と過去が忙しく行き来するパターン。

毎回、そのパターンに面倒臭さを感じるんだが、結局ぐいぐい読まされるのは相変わらず。

今回のこれは、あれこれとだいぶ都合のいい展開な気が。コインシデンスの賜物か。

そして、現代パートの事件のおざなり感よ。

でも大団円なので、まあいいか。

 

モートンのキャラクターたちって、善人はとことん好印象に描写されるので、コイツとコイツは恋仲になるなとか、ピンとくる。

※嫌なヤツは扱き下ろされる。

※一匙のロマンスが毎回。その一匙はかなり大さじ。

※そんなモートンですが、これからもきっと読む。

湖畔荘〈上〉

湖畔荘〈上〉

 
湖畔荘〈下〉

湖畔荘〈下〉