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【読んだ】日の名残り

品格ある執事の道を追求し続けてきたスティーブンスは、短い旅に出た。美しい田園風景の道すがら様々な思い出がよぎる。長年仕えたダーリントン卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々―過ぎ去りし思い出は、輝きを増して胸のなかで生き続ける。失われつつある伝統的な英国を描いて世界中で大きな感動を呼んだ英国最高の文学賞ブッカー賞受賞作。

執事という職務を公私問わず全うする。

「失われつつある伝統的なイギリス」の姿が少し寂しい。郷愁というか。

世界名作劇場では当たり前にこういう館が出て来たよね。小さい頃に観たな、読んだなという、そういう郷愁。

常に執事で有り続けようとする、生真面目なミスター・スティーブンスの人柄や描写に笑ったり、

「執事としてのあなたではなく、自分自身はどう思うの?」と問いかけたい気持ちとが湧き出たが、

文脈からミスター・スティーブンスの気持ちは垣間見える。態度には出るんだな、と。

とりあえず、ミスター・スティーブンスのジョークの練習姿に興味がある。

そして映画もあるようなので絶対観たいなと思った。

執事括りで、積ん読ジーヴスも早く読もう。

日の名残り (ハヤカワepi文庫)

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日の名残り (字幕版)

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