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【読んだ】こんな夜更けにバナナかよ

自分のことを自分でできない生き方には、尊厳がないのだろうか? 介護・福祉の現場で読み継がれる傑作ノンフィクション! 
重度の筋ジストロフィー患者の鹿野靖明さんと、彼を支える学生や主婦たち約40名のボランティアの日常を描いた渾身のノンフィクション。人工呼吸器をつけた病の極限化で、人間的自由を貫こうとした重度身体障害者と、さまざまな思惑から生の手応えを求めて介護の現場に集ったボランティアたち。「介護する者、される者」の関係は、ともに支え合い、エゴをぶつけ合う、壮絶な「戦場」とも言えるものだった――。 
史上初、講談社ノンフィクション賞大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞した大傑作ノンフィクションが、ボランティアの人々の後日譚を加え文庫化。解説は山田太一氏。

生きるとは。人の生き方には何が正解なのか、答えはない。

鹿野さんや彼を取り巻くボランティアや筆者の眼差しを通して、生き方の方法や可能性について、はたまた人と人との関係の在り方だったりを、じっと考えさせられた。

私が鹿野さんだったら、どう生きたいか。人に迷惑をかけたくない。どちらかというと人間関係が煩わしいと感じるタイプなのだが、そんなことを言って人を寄せ付けないでいると生きていけないのだ。

鹿野さんのように、他人を巻き込まないと、生きて行けない生き方もある。

私が一番共感できたのは、斉藤さんの考え方。

 

あと、タイトルが素晴らしいと思うな。タイトルの由来になったエピソードも愉快だった。