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【読んだ】パラドックス13

13時13分13秒、街から人が消えた。無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。なぜ彼らが選ばれたのか。大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。そして生き抜こうとする人達の共通項が見えてくる。世界が変われば善悪も変わる。殺人すらも善となる。極限状態で見えてくる人間の真理とは。

東野圭吾作品、2作目。

初めて読んだ東野圭吾が、「片想い」という作品だったんだけど、くそいらつく話だった。


【読んだ】片想い - みたいよみたいみたよんだ

東野圭吾っていうのは、こういう、くそいらつく話を書く人なのだな、という感覚が植えついた。

ある日、職場の同僚が、なぜか2冊持っているからと、このパラドックス13 をくれた。

「内容は面白そうだが、あの、くそ片想いの、東野だからな」と思い、読み始めるまでに時間が掛かった。

が、読み始めたら面白かった!

無駄な性描写、恋愛描写は一切無しなのが素晴らしい!

生きのびることが大事!

私は誠哉さんと太一くんが好きだった。

 

パラドックス13 (講談社文庫)

パラドックス13 (講談社文庫)