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【読んだ】九十歳。何がめでたい

読後感:(^_^)

新聞の広告で、小学生が読んでゲラゲラと笑ったという感想を読み、年齢差80の相手を笑わせる、90歳のエッセイに興味をもった。そして読んだ。

 

私のイメージする90歳は、こんなじゃなかった。

寝ているんだか起きているんだか、笑ってるんだか泣いているんだかわからなくて、座っている定位置が決まっている。そして何かしらの軟膏処置がある。そういう得体の知れない感が、私のイメージする90歳だ。

 

93歳だという佐藤愛子さんがヤケクソになって書いたというこのエッセイは、私が思っていた90歳を大きく覆した。

90歳も、こんなことを思って暮らしているのか。

私もこんな風に物を考える年寄りになりたい。読んでいて元気になるヤケクソだった。

 

そして、佐藤愛子さんが読売新聞の人生相談の愛(?)読者らしいとお見受けし、親近感を持った。私も人生相談を読んで、同情したり共感したり、怒ったり呆れたり、馬鹿にしたりするのが大好きだ。

 

 

九十歳。何がめでたい

九十歳。何がめでたい