みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりしたものをいうブログ

小説

【読んだ】メモリー・キーパーの娘

1964年のある大雪の夜。医師デイヴィッドと妻ノラは、男女の双子に恵まれるが、女児はダウン症だった。デイヴィッドは妻を悲しませたくないがために、とっさに娘を人手に渡し、妻には死産だったと偽るのだが…。一見裕福で幸せそうな夫婦、娘を預かった孤独な…

【読んだ】もっとも暗い場所へ

ある日キャリサンが出会った、青い目を持つハンサムな男性リー。ふたりはたちまち熱烈な恋に落ち、付き合いはじめた。その四年後、彼女は常に不安にさいなまれ、他人を警戒し、自室の錠が下りているか執拗に確認する日々を送っている。彼女とリーのあいだに…

【読んだ】その罪のゆくえ

ロンドンの公園で、8歳の少年が撲殺された。容疑者として拘束されたのは、11歳の少年セバスチャンだった。弁護を依頼された事務弁護士ダニエル・ハンターは、セバスチャンの家庭環境を知るうちに、自分自身の少年時代を思い出す。施設で過ごした苦しい日々、…

【読んだ】その年、わたしは嘘をおぼえた

2つの世界大戦が暗い影を落とす1943年、「オオカミ谷」と呼ばれる丘陵地で静かなくらしを送るわたしの前に、黒い心を持つ少女が現れた。わたしを、わたしの大事な人たちを、傷つけ、わなにかけ、おとしいれていく。わたしは闘うことにした。けれども、ことは…

【読んだ】ひかりの魔女

うちのばあちゃんって一体何者!?浪人生の真崎光一は、一緒に住み始めた祖母が、方々で先生と慕われることに驚く。どうやら昔から色々な人を幸せにしてきたらしいのだ。実際、家族の抱える諸問題もいつの間にか解決してしまった。光一は目撃する。ばあちゃん…

【読んだ】忘却のパズル

アルツハイマー病を患うジェニファーに殺人容疑がかけられる。殺されたのは彼女の親友で、なぜか死体の右手は4本の指が切断されていた。手を専門とする整形外科医だったジェニファーは重要参考人として事情聴取を受けるが、病気のせいで、体調次第では親友の…

【読んだ】ありふれた祈り

1961年、ミネソタ州の田舎町。13歳のフランクは、牧師の父と芸術家肌の母、音楽の才能がある姉や聡明な弟とともに暮らしていた。ある夏の日、思いがけない悲劇が家族を襲い穏やかだった日々は一転する。悲しみに打ちひしがれるフランクは、平凡な日常の裏に…

【読んだ】日の名残り

品格ある執事の道を追求し続けてきたスティーブンスは、短い旅に出た。美しい田園風景の道すがら様々な思い出がよぎる。長年仕えたダーリントン卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々―過…

【読んだ】天才作家の妻 40年目の真実

キャッスルマン夫妻は、傍目には皆が羨む理想の夫婦。夫ジョゼフは世界に名を馳せる作家で、妻のジョーンはそんな彼を長年献身的に支えてきた。そしてこのたびジョゼフが念願の文学賞を手にし、二人は栄光の絶頂を迎える―。だが誰も気づいていなかった。二人…

【読んだ】ささやかな頼み

シングルマザーのステファニーは同じ幼稚園に子どもを通わせているエミリーと友人になる。だがある日、エミリーはステファニーに息子を預けたまま引き取りに現れず、失踪してしまった。順風満帆な人生を送っていたはずの彼女にいったい何が?ステファニーは自…

【読んだ】ささやかで大きな嘘

最初は子供同士のトラブルだった。海辺の公立幼稚園、園のパーティで聞こえるのは罵声と保護者の乱闘の音。そして一人が死亡した。事故か?殺人か?事の起こりは六カ月前、シングルマザーのジェーンの息子にいじめの嫌疑がかかった。本人は否定するが、保護者…

【読んだ】レベッカ

ゆうべ、またマンダレーに行った夢を見た―この文学史に残る神秘的な一文で始まる、ゴシックロマンの金字塔、待望の新訳。海難事故で妻を亡くした貴族のマキシムに出会い、後妻に迎えられたわたし。だが彼の優雅な邸宅マンダレーには、美貌の先妻レベッカの存…

【読んだ】ピクニック・アット・ハンギングロック

あの日は絶好のピクニック日和だった。アップルヤード学院の生徒たちは、馬車でハンギングロックの麓に向けて出発した。だが、楽しいはずのピクニックは暗転。巨礫を近くで見ようと足をのばした4人の少女と、教師ひとりが消えてしまったのだ。何があったのか…

【読んだ】ガラスの殺意

20年前に起きた通り魔事件の犯人が刺殺された。警察に「殺した」と通報したのは、その通り魔に愛する両親を殺された柏原麻由子。だが、麻由子は当時現場から逃げる途中で交通事故に遭い、脳に障害を負っていた。警察の調べに対し、麻由子による通り魔殺害の…

【読んだ】古城ホテル

ニューヨークの刑務所。そこで囚人レイは、無為の世界から脱出するために、「古城ホテルの物語」を書き続けていた。物語の舞台は、国境も曖昧な東欧の古城。崩壊寸前の城を一風変わったホテルへ改築するため、主人公はその地を訪れる。しかし外界から隔たれ…

【読んだ】償いの雪が降る

授業で身近な年長者の伝記を書くことになった大学生のジョーは、訪れた介護施設で、末期がん患者のカールを紹介される。カールは三十数年前に少女暴行殺人で有罪となった男で、仮釈放され施設で最後の時を過ごしていた。カールは臨終の供述をしたいとインタ…

【読んだ】聖母

内容(「BOOK」データベースより)郊外の町で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。事件のニュースを見た主婦・保奈美は、大切なひとり娘は無事だろうか、と不安に陥る。警察は懸命に捜査を続けるが、犯人は一向に捕まら…

【読んだ】人間に向いてない

内容(「BOOK」データベースより)ある日突然発症し、一夜のうちに人間を異形の姿へと変貌させる病「異形性変異症候群」。政府はこの病に罹患した者を法的に死亡したものとして扱い、人権の一切を適用外とすることを決めた。不可解な病が蔓延する日本で、異…

【読んだ】暗闇のなかで

戦中、戦後そして現在。戦争の傷跡を写した3枚の写真が、60年の歳月をつなぐ…。3人の平凡なドイツ人の物語を通して、第二次大戦、戦後、そして20世紀ドイツを語り直した、2001年ブッカー賞最終候補作。 セリフが「」でなくて、線│で表現されているのを読むの…

【読んだ】絶対正義

範子はいつでも礼儀正しく、一つの間違いも犯さず、また決して罪を許さない。なにより正義を愛していた。和樹は、痴漢から助けてもらった。由美子は、働かない夫を説得してもらった。理穂は、無実の罪を証明してもらった。麗香は、ピンチを救われチャンスを…

【読んだ】怪物の木こり

内容(「BOOK」データベースより)強烈な個性を放つ最悪の追走劇。感情のないサイコパス弁護士vs斧で襲い、脳を奪うシリアルキラー。2019年 第17回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。 映画のノベライズを読んでいるような薄い文章。臨場感がない。…

【読みたい】よみたい本メモ

■人間に向いてない 内容(「BOOK」データベースより)ある日突然発症し、一夜のうちに人間を異形の姿へと変貌させる病「異形性変異症候群」。政府はこの病に罹患した者を法的に死亡したものとして扱い、人権の一切を適用外とすることを決めた。不可解な病が…

【読んだ】パールとスターシャ

1944年、ユダヤ人の12歳の双子、パールとスターシャはアウシュヴィッツ絶滅収容所に家族とともに送られ、優生学研究に取り憑かれた、“死の天使”、ナチス・ドイツの医師ヨーゼフ・メンゲレが集めた多くの双子たちとともに“動物園”と呼ばれる施設に入れられる…

【読みたい】読みたい本メモ

■ピクニック・アット・ハンギングロック あの日は絶好のピクニック日和だった。アップルヤード学院の生徒たちは、馬車でハンギングロックの麓に向けて出発した。だが、楽しいはずのピクニックは暗転。巨礫を近くで見ようと足をのばした4人の少女と、教師ひと…

【読んだ】ベルリンは晴れているか

1945年7月。ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4ヵ国統治下におかれたベルリン。ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。米国の兵員食堂で…

【読んだ】献灯使

全米図書賞(翻訳文学部門)受賞! 大災厄に見舞われ、外来語も自動車もインターネットもなくなり鎖国状態の日本。老人は百歳を過ぎても健康だが子どもは学校に通う体力もない。義郎は身体が弱い曾孫の無名が心配でならない。無名は「献灯使」として日本から旅…

【読んだ】パラドックス13

13時13分13秒、街から人が消えた。無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。なぜ彼らが選ばれたのか。大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。そして生き抜こうとする人達の共通項が見えてくる。世界が変われば善悪も変わる。殺人すらも善…

【読んだ】ある子ども

少女は14歳で“イレモノ”となり、“産品”を身ごもった。やがて産まれた男児には、ある「欠陥」があった―はたして少女は“母”になることができるのか?全世界1,200万部のミリオンセラー『ギヴァー』(2014年映画化)、その続編『ギャザリング・ブルー』『メッセンジ…

【読んだ】闇の中のデービッド/誕生日の殺人者

闇の中のデービッド ノエルとクララとポジーは父親が病気になった為に、母親の実家に預けられる。そこへ見知らぬ男が現われる。 (日本図書館協会)祖父母と3人の兄弟が住む屋敷に,突如まいこんだ謎の若者デービッドの正体は- 静かな恐怖と不安が渦まく,傑作サ…

【読んだ】ウルフ谷の兄弟

内容(「BOOK」データベースより)母親を亡くし、伯父さんにあずけられることになったバートとアーニーの兄弟。ところが、頼りの伯父さんはアルコール依存症。谷間の一軒家は荒れはてて、兄弟は、得体の知れぬ「影」や、奇妙な「泣き声」におびえつつ暮らす…