みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりしたものをいうブログ。映画は主にNetflix。本は主に愛川町図書館。

【読んだ】墓場の少年

読後感:(゜-゜)

一家惨殺の殺人鬼から逃れた赤ん坊が、墓場の幽霊たちに育てられる話。

一章ごと読み切りっぽく話は進み、少しずつ大人に近付く主人公。幻想的な話もあれば、異界・幻妖的な話も。

作者はジャングルブックリスペクトらしいけど、どちらかというと、ハリー・ポッター的な印象を受けた。主人公がジャックに狙われる理由が、たったそれっぽっちの予言で!と思ったのと、ジャックたちの存在理由や一体なにを生業にしているのか、もっと知りたかった。

あと、オーエンズ夫妻との絆をもう少し書いてくれればもっと感情移入出来たのに。

 

墓場の少年  ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活

墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活

 

 

【読んだ】死のドレスを花婿に

読後感:(^o^)

ソフィーの身に起こったことは、本当に最悪最低でフランツの章に入ってからは、腹立ちの連続。

しかし、物語の後半に入ってからの展開が実に痛快で「よし、反撃だ!」の気持ちを盛り上げてくれた。ソフィーに聡明さが帰ってきて良かった。パパかっこいい!

タイトルの意味もなるほど、そういうわけかと。

同じくルメートル作の、カミーユ警部シリーズ三作より、断然こちらの読後感が私は好きだな〜。

 

表紙のイラストはドレスの絵だけかと思っていたら、よーく見ると死人みたいな女性が着衣。

ミステリー小説は好きなんだけど、ひどく怖がりなので、この女性が表紙から出てきたらと思うと、枕元に置いたまま寝るのが恐ろしい。とりあえず、表紙を下側に向けて寝ようと思う。

 

死のドレスを花婿に (文春文庫)

死のドレスを花婿に (文春文庫)

 

 

【読んだ】六人目の少女

読後感:(~_~;)

ネタバレあり

展開と事件のつながりに、頭が追いつくのに忙しい話だった。

まるで映画や海外ドラマっぽい登場人物やストーリーだなと思って読んでいたら、著者はもともとドラマの脚本家だったそうで合点。

どんでん返しの連続に疲弊し、クライマックスにかけては、主人公すら疑ってしまった。真犯人はずーっとミーラに執着していたという事でいいんでしょうか?

そのためのあれやこれやだとしたら、犯人、長けすぎている。先見の明が有り過ぎている。

ゴランとミーラが唇を重ねるシーンにげんなりし、その後のセックスシーンと物語のオチに、作者は何から何まで詰め込みたい性格なのだろうかな、と思った。

ミステリーやサスペンスにロマンスは不要。「お前ら今、それどころじゃねえだろう」とイライラする。「早く謎の解明を進めてくれ」と急かしたい気持ちに。

そんなわけで、主人公の事はあまり好きにはなれませんでした。最後性格変わり過ぎだし。

 

余談

本が分厚くて持つのがつかれた。

2段に別れた縦書きの小説は苦手意識が強いんだけど、読み出してからは気にならなくなった。

ページが黄色く着色されているのが、サイコサスペンスというジャンルと言うこともあり、本自体から狂気が満ち溢れているようで、図書館から借りるときに躊躇した。なんか怖くて。

 

 

六人目の少女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

六人目の少女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)