みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりきいたりしたものをいうブログ

【聴いた】特捜部Q 知りすぎたマルコ

「特捜部Q」――未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の一部署である。「Q」が今回挑むのは、外務官僚の失踪事件だ。真面目で心優しいこの官僚は、出張先のアフリカからなぜか予定を早めて帰国後、ぷっつりと消息を絶った。背後には大掛かりな公金横領が絡むようなのだが……。事件のカギを握るのは、叔父が率いる犯罪組織から逃げ出したばかりの十五歳の少年マルコ。この賢い少年と「Q」の責任者カール・マーク警部補がすれ違い続ける間に、組織の残忍な手がマルコに迫る!

audibleで。

悪い大人どもが、嘘偽りをカールやアサドに話しても、カールとアサドが何か怪しいと思うのが救いだった。

カールがボタンを掛け違えて服を着て、新聞写真に映ってる描写が笑った。

レニイーイーとその妻の強さに笑った。

イカップルのマルコへの優しさが嬉しかったが、その後の展開は悲しかった。理解はできるが悲しかった。ゲイカップルが殺されなかった事は良かった。

 

 

 

【聴いた】カルテ番号64

未解決だった難事件を次々と解決、やっと日の目を見つつある特捜部Q。だが捜査を待つ事件は増えるばかりだ。そんななか、特捜部の紅一点ローセが掘り起こしてきたのは、20年以上前にエスコート・クラブの経営者リタが忽然と姿を消した奇妙な事件。しかもリタとほぼ同時に失踪した者が、他にも5人いることが判明し…。デンマークの代表的文学賞「金の月桂樹」賞を受賞、ますます波に乗る大人気警察小説シリーズ第4弾!

Audibleで。

警察を辞めたバクが再登場。

バクの性格こんなだったかなーと思いつつ、

今回もメインテーマ以外に、カールの従兄弟の与太話?やらウィガとの離婚やらが同時に進行。

せっかちなので、事件の展開早く!と思いながら聴き進めた。

女性が軽視されるどころか、迫害と排除をされていた時代の悲惨な物語が苦しかった。映画「マクダレンの祈り」を思い出した。デンマークにもこういう場所があったのかと勉強になった。

そしてニーデはこうなるしかなかったのかい、ユッシエーズラさん!と悶えた。

カールがモーナの家で、鼻を垂らしながらリチャードギアのように振舞おうとしている描写で、「うふふ」と声が出た。犬の散歩中だったが声が出た。

 

 

【聴いた】特捜部Q Pからのメッセージ

人気沸騰シリーズ第3弾 北欧ミステリの最高峰「ガラスの鍵」賞受賞! その手紙は、ビンに収められたまま何年間も海中にあり、引き揚げられてからもすっかり忘れ去られていた。だがスコットランド警察からはるばる特捜部Qへとその手紙が届いた時、捜査の歯車が動き出す。手紙の冒頭には悲痛な叫びが記されていたのだ。「助けて」いまひとつ乗り気でないカールをよそに、二人の助手アサドとローセは判読不明のメッセージに取り組む。やがておぼろげながら、恐るべき犯罪の存在が明らかに……

audibleで。

犯人を取り巻く女性たちが、かなり悲しい目に遭うのに同調して、腹立たしく思いながら聴くのをやめられなかった!

犯人の生い立ちは可哀想だった。

ここでもまた、幼い頃に無償の愛をうんと浴びていれば・・とのたうち回った。

共闘する女性たちには湧き立ったね。

ベンヤミンの母と叔母が、ベンヤミンの健やかな成長を共有できる関係性になれるといいなと願いながら終わった。

あと、Pに生きていてほしかったな。Pのおかげ。